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太陽光パネルと蓄電池の容量、どう選べばいい?
太陽光発電システムをご検討の際、
「パネルは何枚必要?」「蓄電池はどれくらいの容量がいい?」とお悩みの方も多くいらっしゃいます。容量の選定は、導入の目的を達成し、システムを最大限に活用するためにとても重要です。
このページでは、太陽光パネルと蓄電池の容量選びについて、わかりやすくご紹介します。
太陽光パネルの容量(発電量)の考え方
太陽光パネルの容量は、どれだけの電気を発電できるかを示すものです。
容量が大きければ発電量は増えますが、設置スペースやコストとのバランスも重要です。
1. 導入の目的を明確にしましょう
- 電気代を削減したい
- 停電時も電気を使えるようにしたい
- 環境に配慮した暮らしがしたい
- 売電収入を得たい
目的がはっきりすると、必要な発電量のイメージがつかみやすくなります。
2. 電気の使用量を確認しましょう
- 月々の電気使用量(kWh)を確認することで、どのくらい自家消費をカバーしたいかが明確になります。
3. 設置条件をチェックしましょう
- 屋根の広さ・形状、方角(日当たり)、周囲の影の影響などが、設置可能な容量を左右します。
- 一般的には、南向き・傾斜角20~30度程度が理想的とされています。
4. ご予算とのバランスを考えましょう
- 容量が大きくなると設置費用も増えますが、1kWあたりのコストは下がる傾向があります。
5. 補助金制度も活用しましょう
自治体によっては、太陽光発電の設置や、蓄電池とのセット導入に対する補助金制度が用意されていることがあります。
蓄電池の容量の考え方
蓄電池は、発電した電気をためておき、夜間や停電時に使うための設備です。
容量選びのポイントは、以下の3つの視点から検討することが大切です。
1. 自家消費をどれくらい行いたいか
- 発電して余った電気を蓄電し、夜や朝に使用することで、電気の購入を減らすことができます。
- 発電量と消費のバランスに合った蓄電容量を選ぶことで、効率的に電気を活用できます。
2. 停電時にどのような生活を送りたいか
- 最低限の明かりとスマホの充電ができれば良いのか、冷蔵庫・エアコンなども動かしたいのか、非常時のニーズに合わせた容量設定が必要です。
3. 深夜電力を活用したいか
- 夜間の電気料金が安いプランをご利用の方は、深夜に充電し、昼間に使用する方法もあります。
このように、契約プランに合わせた使い方も容量設計のポイントとなります。
補足:定格容量と実効容量
「定格容量」は理論上の蓄電量、「実効容量」は実際に使える電気の量です。
実効容量に注目して選ぶことが大切です。
最適な容量はご家庭ごとに異なります
太陽光パネルも蓄電池も、設置環境や生活スタイルに合わせた容量の選定が重要です。
最適な容量は一人ひとり異なりますので、ぜひ当社スタッフにお気軽にご相談ください。
お客様のご要望を丁寧にお伺いし、日照条件や電気使用状況をもとに、無理のない最適なプランをご提案いたします。